鍼灸院って儲かるの?
いきなりする話なのかどうかはわからないけど、違う業種の人によく聞かれることではある。
結論から言うと「鍼灸だからってだけで儲かるわけではない」という月並みな回答になるんだけど。。
そもそも鍼灸の受療率は人口の5%ほどとも言われており、その市場は決して大きいとは言えない。そんな中で同業同士でシェアを奪い合ってきたのだから、儲かるべくもなく…。
実際2005年頃の東京都における実態調査では
・1日の平均来院患者数3人
・平均年収280万円程度
というような状況であるとされ、決して儲かっている業界ではないといえる。
でも鍼灸自体の効果や可能性、得意分野というのは実は現代社会に暮らすひとに非常にマッチしていて、実際に受けた人の満足感というのは高いケースが多いと思う。
では何が問題で世間一般に浸透していないかといえば
- 認知される仕掛け
- 満足度を伝える仕組み
- 受療率を上げる取り組み
があまりなかったことではないかと思う。
いわゆる「マーケティング」の考え方。
鍼灸院が現代を生き残る為には、治療技術とマーケティングを両輪のように持っている必要があるように思う。
治療技術偏重では知ってもらえないし、マーケティングばかりでは治せない。
その両輪を備え、さらに「人柄」と「仲間」を加えた四輪駆動になれたならば、端的に言えば『儲かる』と思う。
うちがやっている具体的な施策などはまた後日。