TsubasaShinya.Tokyo~鍼灸を身近に感じるメディア~

鍼灸師目線で世の中のことを見ていくメディアです。経営のことや組織論などのカタい話から「やってみた」「いってみた」や「美人すぎる鍼灸師」などの情報を好き勝手にお届けしていきます。

「やっちゃえ日産」にやられちゃった新屋の話

いま世間を賑わせているニュース。

要は出荷前の検査を、本来資格を有した検査員で行わなければならないところを無資格の検査員が実施していたって話。

それが原因で30車種38,000台の大リコールとなっているのだ。

 

日産に続いてスバルでも同様のことが、なんと30年に渡って行われていたとのこと。

これ30年ともなるとどうなるんだリコール。

 

んでそれがなにかってーと、

 

ちょうど新屋が新車を買う時にモロ直撃した

 

ということだ。

日本の自動車業界を揺るがす世紀の大ニュースに、新屋の人生初の新車購入が被ったのである。

 こんなことあるかよ

 

稀代の引きの強さ(弱さ)をここで見せつける新屋。

 

新屋と新車

 

そもそもおじいちゃんが免許返納したので、乗ってた車を譲り受けて最近はその車に乗っていた。

ダイハツ工業が誇る洗練されたフォルムが自慢の「アトレー」通称畑のベンツである。

 

新屋の人生においての新車は初めましてだ。

親の車を経て、中古SUVを経て、ノーカーシティライフを経て、子育て軽に至っている私。

マイホームに続いて新車を買うという世紀の買い物だ。

その畑のベンツも車検が切れるとあって後継車を検討。

 

ずっと気になっていたというかもう買うつもりでディーラー行ったのはスバルXVだ。

SUBARU XV 2.0i-S EyeSight サイドスタイル3

なんとスバルのデザイナーさんとの偶然の縁もあり、かっこいいなあと思っていたので「こりゃ決まりだな」なんて思っていたんだけれども。

乗ってもいないのにもう既に買う感じで訪れたディーラーの担当さんがなんとも押しの弱い営業さんで(というか僕の後にたぶん商談入ってた)具体的な話がまったく出ず「ではまた後日・・・」と商談終了。

一気に牙をもがれた新屋。

なかなか購買意欲が再燃せず。(もともとモデルチェンジ前の色がよかったし。なんでなくなったのデザートカーキ。あったら絶対買ってた。)

 

それから数日経って、休日なんとなく通りかかった日産のディーラーになんとなく寄ってみた。ら。

その日に買ったのだ。(約1時間の商談)

納車はもちろん後日だけど。

 

エクストレイル。

一番最初にエクストレイルが登場した時のTVCMで「I Fought the Law」の音楽とともにガシガシ雪のついたスノボをトランクに叩き込む映像が流れた時には憧れたなあ。なんて。

 

実車の比較なんかはいくらでも他の専門サイトがやっているので割愛するけど、

まあなんせ広いのだ。エクストレイルの方が。

 

ほんでス〇ルではやってくれなかった自動運転の体験。(いまさら伏せる)

「アイサイトってアレ、マジ止まるんすか?」とかバカを演じて聞いたのに。

 試乗のルート変えてわざわざ信号のない流れの速い道走らせてくれて自動運転、自動ブレーキの両方を体験させてくれた日産。

かたやアイサイトのアの字も感じないまま近所を1ぐるりして戻ってきたスバ〇。時間なかったんだろうけど。なぜか試乗違う担当だったし。

 もったいない!(どうしても出る経営目線) 

顧客が日頃抱えている自分でも気付いていないような潜在的な不満を解消する未来を見せるような提案をするのが販売の醍醐味なんだぜ?だぜ?

 

いやまあ別にそれはいいんだ。

 

とにかく、畑のベンツにはない(あるわきゃない)新機能にたいそうテンションが上がった新屋は、その体験の「おみやげ」に車を買ったのだ。

 なんの話かわからない人はこれ読んで。

 

そもそもそんな「車大好き」とかでもなく別段のこだわりもないので、

  • 長距離が楽
  • 車中泊ができる

くらいの要件を満たすこの車に即決した。デザインもモデルチェンジしてかっこよくなってたし。

納車は3週間後くらいとのこと。

 

 

━━その後、事件は起こった。

 

日産のニュース報道

 

”日産、国内全工場での無資格検査によるリコール。対象は30車種。”

という報道。なんと契約した翌日。

詳細はよくわからず、対象車種もその日は結局全てはわからず。

トップに上がっていた車種にはなかったので、大丈夫なのか?と。

さらに翌日。結局現行の全車種が対象とわかり、うーーん。となってた。

 

したら案の定担当から電話があり。

9月の〇日までに出荷の車が対象なのでうちの車は対象外で大丈夫、とのこと。

 

うーーーーーーーーーーん。

絶対大丈夫じゃないだろうなと思ってた。

 

納車予定日の一週間前くらいに続報が。

社長の会見(体制の是正を約束していた)後も不正が続いていたと。

これによりウチの車もバッチリ対象になった。

 

さらにさらに神戸製鋼の偽装も発覚。その金属も使用されてるとかなんとか。

 

これもはや株取引だったらインサイダーを疑われるレベルのタイミングだ。(なんの得もしてない)

 

「やっちゃえ日産」でお馴染みのYAZAWA。完全にやりすぎである。

 

ディーラーは無関係、ディーラーは無関係と念仏のように自分に言い聞かせていたら

店長や執行役員の人が次々と家に凸ってきた。おおごとだ。

 

いざ納車

 

いろいろあったが結局無事予定通りの納車となった。と思ったら。

納車日台風直撃。

 

波瀾の納車だった。

 

まとめると・・・

  • 検査は形骸化したもので品質に影響はない(新屋調べ)
  • まだ今後どうなるかは不明だがリコールになるかも
  • 結果的にしっかり余分に見てもらったので逆によさそう
  • エクストレイルはかっこいい。そして赤い。
  • ホントに止まるよ自動ブレーキ
  • 高速が超絶楽。足の爪切れるレベル。バナナだって剥いて食える。
  • 「新車のニオイ」すき

実際輸出時にはこの検査は不要とされているのだとか。とはいえ不正は不正だけど。

 

僕個人としては、結果的に車にもディーラー対応にも満足いってるので、いい買い物になった。

 

畑のベンツとはなんだったのかと思うほど走行時の車内が静かでもはや同乗者と気まずいレベルだ。

60キロで「ヴぁァアアアああぁぁ――――ンン!!!!!!」とうなりにうなってた畑のベンツが嘘のようだ。

 

自動運転システムとのハンドルやアクセルの主導権争いもまた「や~め~ろ~よ~!」とカップルさながらのキャッキャウフフ感もあり一人のドライブも乙である。(キモい)

 

【結論】

いま日産は逆に買い。

実際こんなタイミングで日産の新車買った人もそうそういないだろうな。