2ヶ月間毎日ブログを書いてきて思ったことを昨日の記事に綴った。
そして先日同業の方に向けて呼びかけて開催された若手鍼灸師の会の席でもとても感じた。
なんかやはりみんな「くすぶってる」んじゃないかなと。
鍼灸業界というのは、どうにもこうにも孤立しがちだ。内外ともに。
んでも個々はとてもエネルギーを持っていて、哲学も持っていて、個性がある。
互いに顔が見えないから、ともすれば攻撃のし合いにもなりがちだ。実に不毛だ。
でも。Mr.ハリックも言っていたけれど、
「飲み会ではみんな良い人で、とても饒舌」なんだと。
正直なところ、最近まで業界のことなどどうでもいいと思っていたし、自分と自分の周りさえよければいいやと考えていた。まあ今でもそれはそうなんだけど。(おい)
だから探しもしたこともなければ、読んだこともなかった鍼灸師の人たちのブログ。
それを昨晩なんとなーく探してみた。思い立って。
当たり前だけど、僕のこのブログなんかよりもずーーっと内容もあってブログとしてしっかり機能しているものがたくさん。
北海道の先生が運営されているこのブログ。
もう「ブロガー」とはこのこと。他にも、今は更新されていないもののしっかりバズってる鍼灸学生のブログなんかもすげーなあと思ってみていた。
自分で構築からやったからこそわかるこの凄さ。
でも知らないんだよな。
んで思った。
人ってやっぱり「内輪ネタ」が一番盛り上がるわけで。
でもそれって外野から見たら非常にさぶい。
じゃあ「だいたいみんな内輪」にしちゃえばいいんじゃないのと。
そういう想いで鍼灸クラスタというものを投げかけてみたら・・・
既に好きな世界ができつつある心地よさ。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) December 4, 2017
Twitterに「鍼灸クラスタ」をつくろう! https://t.co/85ftPryjlL
めっちゃ鍼灸師からフォローきた。(そんなめっちゃではない)
インプレッションもいつもの8倍くらい。エンゲージメントも20%をこえた。(普段8%くらい)
みんなやっぱ思ってるんだなあと。
で、内輪になってなにがいいかって
えーと、これは主に僕宛という認識でいいんですよね?笑
— シンヤツバサ (@two_eight_three) December 5, 2017
まず、あとのツイートの「顔面神経麻痺に低周波が禁忌」という部分の言及からくる是非のお話しかと思うのですが、顔面部への美容鍼と顔面神経麻痺については切り分けて考える必要があると考えます。まず顔面神経麻痺のお話しですが→
まず然るべき医療機関を受診していただき医師の指示を仰ぐのがベターだと考えます。次に美容鍼のお話しですが、この「表情筋には筋紡錘は存在しない」という学術論文は実は1つしかなく、はっきりあるともないとも断じることができないのが現状だそうです。また、筋紡錘と同等の脳へのフィードバック→
— シンヤツバサ (@two_eight_three) December 5, 2017
長くなりましたが、私の考えはこんな感じです!
— シンヤツバサ (@two_eight_three) December 5, 2017
治療法の是非を話題にしたら「昔からみんなやってるから安心だ」「もっと勉強しろ、練習しろ」としか言われず、議論すらできなかった悲しい過去を持っております。私。
— 鍼灸マッサージ大福堂 (@daifukudoo) 2017年12月5日
なんかこういうちょっとした議論ができたり。(上のは一方的にこっちの見解を投げつけただけ 笑)
それこそ東洋医学と西洋医学のように、対立構造でもいいとは思うけど対話によって理解を深めていくのが一番理想的なのかもなー。
否定批判や粗さがしではなく、それぞれの持っている知識を、鍼灸師だからこそ解り合える共通言語で共有して洗練していくのは、この現代だからこそできることなんじゃないかなあと。
「医師と話す」の前にしっかり業界で揉んでから出した方がいいよな。
東洋医学や鍼灸のブログサークルを探してもなかなか見つかりませんでしたがツイッターにあった!
— リキヤ@鍼灸師ブロガー (@rikiref) 2017年12月4日
鍼灸の良さを伝えるためにももっとSNSは活用しなきゃと思います! https://t.co/dQ2qw0jmGP
鍼灸クラスタって面白いね。
— ふくふく針灸院 (@fukufuku89in) 2017年12月5日
エビデンス無しでも検証を含めて
つぼログみたいなのどうかな。
標治法を集めたサイト、鍼灸師参加型で会員制で鍵かける必要あるかもしれないが…
集合知は絶対に個よりも凄い物を生む。はず。
おもしろい人いっぱいいるんだよなあ。
こんな先生に専門学校時代に出会えるのはうらやましい。