TsubasaShinya.Tokyo~鍼灸を身近に感じるメディア~

鍼灸師目線で世の中のことを見ていくメディアです。経営のことや組織論などのカタい話から「やってみた」「いってみた」や「美人すぎる鍼灸師」などの情報を好き勝手にお届けしていきます。

予想以上の取り上げ方と反響にメディアの力を思い知る

昨日のマツコ会議によりたくさんの反響があった。

 

夜のうちに新規ネット予約が多数と、久しぶりの患者さんの来院や予約が。

また、ホームページやこのブログもアクセスが3倍ほどに。

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ZIP FMのナビゲーター花上裕香さんも、日曜朝~昼の「Radio orbit」のオンエア終わりに全身ケアにご来院。

 

例年、年始はゆっくりなスタートなんだけど今年は盛況でありがたい。

 

年末年始の疲れは鍼灸で!

とくどいくらいに訴えてきた効果かな?

 

今回のカドモリさんの出演について、やはり賛否は起こる。

美容鍼自体、鍼灸業界の一部において嫌悪の対象となっていることも根底にありそう。

改めて言うと「商業的」と批判していいのはボランティアでやっている人だけだと僕は思う。「いくら取っているか」はさしたる問題ではない。

金とってやってる以上は営利目的だし、商業活動だ。

生活のために最低限、というのも「どんな生活をしたいか」はそれこそ各人の自由だろう。

 

またメディアに出るということに対していうと、テレビってめちゃめちゃ厳しい。放送したら取り返しがつかないから、出演者や内容なんかを非常に細かく精査する。金さえ払えば出れる訳じゃない。人気番組ともなればなおさらだ。

なおかつ視聴率を取り、反響を出す必要もあるのだ。

守りつつ、攻める。

それってとても難しい。どっちに舵を切るかはまさにギャンブルだろう。

そうした背景を無視して外野があーだこーだ言うのは簡単。

 

カドモリ先生のことは会ったこともないから知らないけれど、金のことしか考えてなくて商業的なだけで「鍼灸で3億」はとても無理だと思うし、そんなとこに15万払って誰も受けにこないだろう。お金を持っている人ほど、そういう目線はシビアなんだから。

アメリカではお金持ちはヒーローだという。

「たくさんの感謝と支持を集めた結果」がお金持ちだし、収入が多い人ほどたくさんの人の生活を支えているという認識があるからだ。寄付文化もあってなおさらだろう。

 

なんのためにああいう演出だったのか。

どういう見せ方をしたくてああいう構成になったのか。

少し考えれば見えてくるもあるだろうに。

斜めに構えてても何も生まれないと思う。

 

あとは「こんな技術たいしたことない」「オレだって出来る」と言う人も必ず一定数出てくるけど、そう思うなら同じようにやったらいいし、自分以下の技術で成功できた理由を考えるほうがよほど建設的だと思う。

相手を下げても自分の評価は上がらないし、周りも見ていて気持ちいいものではない。

 

僕はカドモリ先生の今回の出演について最大限の賛辞を送りたいし、これまで積み重ねてきたブランディングは素直に凄いと思う。

業界の変革の為の大きな楔になったと思う。

 

「モデル呼んでウェーイと写ってるだけで流行って楽な商売だな」と思うならそれでいいけども。

 

美容鍼に限らず、いろんなやり方や人にスポットライトが当たることは大いに歓迎だな。

結果業界全体の底上げに繋がるだろうから。