いやー。こわいもんで、目まぐるしい日々を過ごしてたら気付いたら10日以上ブログ更新してねえわけ。物理的にPCに向かう時間がなくって。いやそれでも書こうと思えば書けるんだろうけども。完全にやられている。怠惰に。怠惰ですねぇぇーーー。
そんでアクセス解析見てみたら
増えてやがる。
書いてないのに日に日に増えてるアクセス。
しまいにはこの10日で、毎日書いてた頃より1日のPVが多くなってる。どういうことだよ。笑
さて。しっかり書かなきゃいけないことがある。
シンツバベトナムへ行くの巻
そう。単身ベトナムへ向かったのだ。
前日まで何時の飛行機だとか、通貨どうしたらいいんだとか、言葉どうなのかとかそういうの一切把握せずにいた。
国際線一人で乗るのって何気にはじめてだな。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月20日
ジャケットにジャラジャラ鎖巻きついてる男がいるけど、あれは国際線いけるんだな
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月21日
クッソミスった。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月21日
最後列で席とったら後ろ壁でまったくリクライニングしねえ。
垂直6時間の空の旅が始まる。しぬ。
ついた。まさかの機内食うなぎ。 pic.twitter.com/XIKSOfn2tF
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月21日
というわけでやってきましたベトナムはホーチミン、タンソンニャット空港!!
あつい!!
やばい!!
何の事前情報も仕入れてこなかったワイ、空港に降り立った瞬間から汗。
念のため持ってきたジャケットも絶対いらないと到着して2秒で確信。
着いて早々、飛び交う言語や目にする文字がまったく理解できない。圧倒的異国感。
今回の旅はこの方と。
この話の続編ってところで。
タクシーをつかまえて一路ホーチミン市街へ。
走ること30分ほど。
今回の目的地のこちら。
結局今回は何しにきたかっつーと、現地スパ×産婦人科医院で日式の体質改善や妊活の鍼灸治療を立ち上げるっていうアレ。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月22日
現地の有名スパから大阪の渡邊先生のところに話がきて、新屋もお声かけいただいたというわけ。
手前の方がやり手オーナーのフンさん。
プロモーションの為の写真&動画撮影。
ものすごい集客力を誇るスパなんだとか。
撮影してくれた人も現地No.1のクリエイターらしく。
スチームの機械のタンクのとこになんか入ってて、見てたら。
これだった。漢方的な。
ベトナムではフランス統治下時代の影響もあってか、医療はほぼ西洋医学中心なんだって。でもそれもあまり発展しておらずで。
隣国の対中国感情もあまり良くないから、東洋医学は普及しなかったのかな。
でも非常に親日な国で、日本人鍼灸師のブランド力はすごくあるみたい。
顧客向けに告知したら続々と予約が入ってきていると。
カイロ屋はあった。超立派。
今回の城はホーチミン中心部のメインストリート「ドンコイ通り」沿いのホテル。
噂のアオザイはこれか。(CAもアオザイだった)
不可は全然ないホテル。やや細かいところが気になるくらい。
思ってたよりずっと良くて安心。
朝食会場はこういうあれ。
爽やか。うん。
今朝のホーチミンは気温28℃湿度90%の爽やかな朝です。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月22日
今朝のホーチミンは気温27℃湿度88%。昨日と比べるとさらに爽やかな朝です。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月23日
今朝のホーチミンは気温29℃湿度86%。もはや体感と数字が一致しない爽やかな朝です。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月24日
席についただけでにじみ出る汗。おかしいな。別に暑くないのにな。サウナかな?
ベトナムはコーヒーの産地なんだけど、インスタントコーヒーは超まずい。
ドンコイ通りから歩いて10分ほどのところにあるレタントンという街。
日本人街で、日本人向けのお店が密集している。
最近日本企業の進出も激しいベトナムには、大企業からの駐在員が1万人くらいいるそうな。そりゃ街もできるわな。
そんな街の中に。
えっ鍼灸院じゃん!
しかしすげえ見慣れた感のある外観だな。
関東中心にやってる大手グループだそう。
まあよく知らないし詳しい言及は避けておく。
異国の地!はじめての発展途上国!
言語の壁!!活気のある街!!
冒険の始まりは!!!
初日から日本食という日和っぷりである。 pic.twitter.com/KXejRlxI5f
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月21日
日本食!!チキン南蛮最高!!
そしてコスパもなかなか。(現地としては高いんだけど)
からのメロンパンアイス。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月21日
もちろん日本のお店です。 pic.twitter.com/OOwcYIORTt
もうこいつ海外楽しむ気ねえだろ。
いや呼び込みのお兄さん日本人で、親切にいろいろ教えてくれたからさ。
現地事情どうなの
ベトナム、ホーチミン。
行きの飛行機の中で本読んで予習した。
国の成り立ち、歴史的背景、国民性、文化、政治、社会などなど。
現状抱えている課題や社会問題なんかも。
なんとなくざっくりベトナムという国の輪郭が見えたような。
平均年齢30歳くらいなんだって!!やべえな。人口は9400万人くらい。
南北は青森から沖縄くらい?とかの細長い日本によく似た感じ。
南部の都市ホーチミンの人口は860万人(!)
東京で1300万人。流入人口合わせるととんでもない密度。しかも途上国なので完全なるキャパオーバー。インフラはほぼ皆無。鉄道もバスも乗れたもんじゃない。
なのでみんなバイクかタクシー。排気ガスはんぱじゃない。学べよ。中国や日本の高度成長から。笑
ベトナム人はマジメで勤勉なイメージ。
・・・だけど、本でもそこは具体的なエピソードを交えて否定もされてたり。笑
特にホーチミンは男性が働かない。(らしい)
街角のいたるところにこうやって椅子が置いてあったり、店の中でも暇があれば座ってぼーっとしてたりスマホいじったりしてる。
サービスという概念はまだまだ乏しい模様。
聞くと「人になにかをしてあげることに対して喜びを感じる」という文化はそんなにないんだって。
あとこれすげえ意外だったんだけど、
街並みがパリ。おパリ。
ナポレオンとかがなんかどうのこうのしたっていう。
これとかまさになんだけど、
オペラあんだよ。(オペラはやってない)
舗道とかはガッタガタだからとてもヒールとかでは歩けないんだけども。
ベビーカーも無理だね。ありゃ。
じゃあ現地の人はどうしてるかっつーと、原付に赤ちゃん乗せてた。笑
事故=死 だわね。やべえ。
でも街並みや建物はきれい。
独立を勝ち取ったベトナムの英雄ホーチミンさん。人名だったんだなっと思って聞くと、地名はほとんど人名なんだって。
コーヒー大国ベトナム
ブラジルに次いでコーヒーの産地であるベトナム。みんなコーヒー大好き。
しかし超甘い。
ブラックコーヒーにも砂糖入ってる。(ブラックとは)
全部抜いてくれって言っても
「砂糖かミルク、どちらかしか抜けない」みたいな謎展開も。笑
どういうシステムなんだよ。
でも、街並みもそうなんだけど、建物がいやにオシャレ。なんなんだろう。ハイセンス。
町中そこかしこにカフェやレストランがあるんだけど。
ちょうど今の日本の流行りにマッチしてるのもあるんだろうけど。インダストリアルだったりミッドセンチュリーだったりシャビーシックだったり。
雑な施工なのにおしゃれ。くやしい。
アジアとは思えない西洋センスを持ち合わせてる。
てる…?
なにこれ。笑
最近サッカーが流行ってるらしいベトナム。そのあたりもヨーロピアンなのか。
みんな大好きショッピングセンター事情
よくわからんまま現地でWi-Fiを借りる。こんな雑でいいのかってくらいラフに借りれたけども。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月22日
ひよってた昨日とは打って変わってどう見てもヤバいおっちゃんのバイクタクシーで攻める。 pic.twitter.com/ISp1aoqXs3
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月22日
守っていた初日とは打って変わって激攻め。
クソみたいな交通ルールをうみだしている元凶ともいえるバイクの群れに飛び込んだ。
おかC pic.twitter.com/4kSqC0Z3nx
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月22日
やばい。ルールなどそこにはない。
息を吐くようにクラクションを鳴らすベトナム人ですが、どうやら「自分の居場所を伝えるため」にやってるんだとかなんとか。エコーロケーションかよ。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月22日
修羅場を乗り越え向かった先は…
みんな大好きイオンモール。
この安心感である。どこに行っても変わらない姿がそこにはある。哲学だなあ。
うわ、コーナンじゃん。
でも現地事情知る為にスーパーっていいよね。
MANGAも売ってた。向こうではドラえもん超流行ってるんだって。
メジャーマンガを差し置いて禁書とReゼロ翻訳するとかなかなかあれだな。おい。
文化だなあ。うまそうといえばうまそう。
フードコートは屋台風。しゃれてんなァ。
まずE pic.twitter.com/hIK2DrCEIY
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月22日
こういうことね pic.twitter.com/EWUv43IbMb
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月22日
滞在中いろんなショッピングモールいったんだけど。
どんだけショッピングモール好きなんだよオレ。 pic.twitter.com/E1548wb9BL
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月24日
どこも近代的ですげえ。
日本は横に長いけど、ベトナムは縦。7階とかふつうにある。
日本企業さんも頑張ってはる。
コンビニは各種あった。そのまま。商品ラインナップはさすがに違うけど。
サークルKだけちとテイスト違った。なんでだ。
日本企業かどうかはわからんが
KOMONOYA。こものなだけにうれP。
安定のDAISO。あとなんか韓国系の200円ショップみたいのもよく見かけた。
みんな大好きビアードパパ。意外な進出。
MARUKAMEUDONも。
うちの息子氏がしきりに行きたがるすき家。連れてったことはないが。
我らが三重のカメヤマローソクのオシャレブランドYANKEE CANDLEも!けっこういろんなショッピングモールに入ってたからすげえ。
そしてお馴染みの東京ショップ。もうね。これはね。うん。東京ショップ。
あとショッピングモールの中にこんな立派なスケートリンクなんかがあったりして。
日本のバブル期と同じニオイを多々感じました。いま、まさにだもんな。
あとこれ海外だとたまにあるんだけど
フロアの概念が違う。1Fが日本で言うところの二階。Gが地上階。みたいな。
1押したらフロントに着かない!みたいな。
「Gってなんだよ!」みたいな。グランドフロアー。
いやあ。しかしショッピングモールはいいなあ。
イオン発祥の地、菰野町の民(ではない)としては。
満足したので対極的なところも。
ホーチミンで最もメジャーな「ベンタイン市場」
(別に行く気もなかったけど歩いてたらあった)
この時超スコール降ってたのもあってむちゃくちゃ人いた。屋根あるので。
欧米人がめっちゃいた。
コピー品や土産物などがドンキもびっくりのひしめき具合。ぼったくられる気しかしない。何言ってっかわかんないし。
でも異国感あってよかった。
ベトナムで活躍する日本人鍼灸師
行く前日にひょんなことから繋がった現地に暮らす鍼灸師の愛さん。
まともな写真がこれしかない。笑
会って数分で意気投合できるタイプの人だった。つまり言いたいことわかるよな。
もう5年住んでんだって!ここに5年住むだけでオレからしたら超尊敬に値するわ。
現地の日本人街で邦人向けの宿泊施設で施術を提供しているんだとか。
そんな愛さんのアテンドでホーチミンのメシ屋へ。
えっ!?こんな路地入るの...?
ってところをズンズン進んでいく。
(速すぎてブレる愛氏)
ちょっ!!
やだ!!こわい!!
なにここ!!いやっ!!!ねずみいたッ!!!
とかオカマみたいに言いながら進むと。
こんな素敵なベトナム家庭料理の店に。
ドラクエ的達成感。
見た事ないビールばっか。
味はすっきりなのが多かったな。
面白い話たくさん聞いた。
しかしこの国に5年はマジたくましいわ。
ベトナムでオーダーする時「エモイ‼」と店員を呼ぶのエモい。
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月24日
そしてTHE☆夜の街であるブイビエンを案内してもらった。
いまホーチミンではクラブがブーム。
日本ではありえないことだけど、普通にオープンエアなバーみたいなとこからクラブサウンドガンガン爆音で流れてる街。
むっちゃくちゃうるせえ。
朝まで街全体がそんな感じなんだって。すごいなあ。
カラオケも大好きなんだって。
そんな夜の街で、有名だという超うまいフォー食って帰ってきた。笑
ホーチミンの文化観
街の景観や雰囲気からもそういう観念あんのかな?みたいな疑問はあったわけだけど、史跡見てはっきりした。
あんま「文化守ろう」感ないわ。たぶん。
最も名高いっぽい寺院は絶賛改装中だったけど、もう見事なまでにぶっ壊して再建って感じだった。スクラップ&ビルドを地で行く雰囲気。
歴史の浅い国だからかなあ。
そういう意味で、観光資源が全然ないというのもあるんだろうな。
なんて思いながら、ベトナム戦争終結のシンボル「統一会堂」へ。
1975年4月30日、ここに北ベトナム解放軍の2台の戦車が門を突破して敷地内に進入したことにより首都サイゴンが陥落。
これにより約15年続いたベトナム戦争が終結したそう。
華やかな地上階とはうってかわって
生々しい軍事施設のある地下。
なかなかみごたえあった。
外にあった戦車と記念撮影してもらおうとベトナムのおっちゃんに頼んだんだけど。
指は入れるわ構えた時に撮らないわと安定のベトナムのおっちゃん。 pic.twitter.com/yXjw1YpfAc
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月24日
しかも立ち位置の指示とかめっちゃしてきたからな。
なのに。
というわけで。観光するとこないわけではないけど、まあとりわけ高揚するような文化的価値はあまり感じるとこすくない土地だなあという総評。
ホーチミンは「なにもない」があるって感じ
— シンヤツバサ (@two_eight_three) 2018年5月23日
最後に食べ物をダイジェストでお届けします
別にどれもこれもパクチーってわけでもなく、たいがい日本人の口に合う感じ。(そういうの選んで食ってる説強め)
うまかった。 けど帰って来てから食った
カレーうどんと台湾まぜそばおよび天丼の方がうまかった。(そらそう)
でも、そういう当たり前のことに気付けることが海外の旅の最大の魅力なのかなーと思う。
トイレが当たり前に綺麗で流れる。
メシが24時間どこでも食える。
バスや電車が時間通りに来る。
道が舗装されていて危険がない。
交通ルールをみんなが守る。
自然に助け合いができる。
これ、すごいことだからね。
海外では出会った現地の人の印象がその国の印象。
自分は日本に来た海外の人に良い印象を残せているだろうか?もっとしてあげられることはないだろうか?
そんなことを考えさせられた。
今回時間をともにした渡邊先生ともたくさんいろんな話をした。
自分たちになにができるのか。大切な人のためになにをすべきなのか。
そんな葛藤を抱えながら、これからも僕たちは進んでいくんだと思う。
施術の話はほぼないのにも関わらず7000字を超えた久しぶりのブログ。(なぜならオレは今回施術してない 笑)
読みごたえはしらんけど、書きごたえはだいぶあった。
名実ともに「世界のシンツバ」になる日は近い?