TsubasaShinya.Tokyo~鍼灸を身近に感じるメディア~

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ガチのカリスマ美容師に聞いた名古屋でおすすめの美容室に行ってきた話

なぜか・・・ 

 この記事を境に急に読者が増えた。梨効果なのか。

 

髪を切るという行為についての持論

髪が伸びてきた。

 

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2ヶ月は切ってない。

僕は基本的に最初のカウンセリングとか雰囲気でしっかりイメージを合わせたら、以降「おまかせで」でいきたいタイプだ。

 

何も言わずともわかってくれていた信頼できる美容師の友人が東京に行ってからというもの、この髪を切るという行為がおっくうで仕方ない。

 

どうも今まで出会ってきた美容師の方たちは「切った髪で生活が変わる」というところまでのイメージが無いように思えて。

たとえば 思春期の子を想像してみて欲しい。

たとえオシャレな髪型だったとしても、もし全然身の丈にあってないスタイルにされたら、最悪それきっかけにいじめられることだってあるかもしれない。

 

大人であれば、髪型が変わって「持っていた服が似合わなくなった」という経験はないだろうか。

 

それくらいダイレクトに生活、おおげさに言えば人生に関わることなのである。

そこまでの意識を持ってやってる人が果たしてどれくらいいるのだろう。

「前髪ミスられた。。」とか「色明るすぎ!」とかよく聞く話だけど、それっておかしくね?と思う。

こっちはオーダーと違うもの提供されて、1~2ヶ月リカバリできない損害を受けるわけで。そのくせなんか歴長いからか肩書ついてて値段だけ高いとかありがちな気が。

 

ウェーイwww系のノリで切られたらたまったもんじゃない。

※これはあくまで個人の体験談です

 すごい美容師さんとかみんなすごく頑張ってるのは存じております。

 

田舎の美容室事情

僕の住んでいる三重県は田舎だけど美容室はやたらある。

やたらあるけど競争はきっと激しくない。

地元の友人で「美容室をコロコロ変える」というのをあまり聞いたことがない。

だいたいみんな学生またはこどもの頃から同じところに行ってる。

「床屋に行く大人女子」という都市伝説のような子も普通にいる。菰野町いいとこ。

どこもそれなりに顧客を抱えてるが大儲けしてるようなところはない。

 

 

前述した東京へ行ってしまった友人は、僕が大阪にいた頃に大阪の有名美容院にいた。

そこは業界内でもカット技術が有名だったらしく、友人がアシスタントの頃から練習台になりながら、上司たちからの技術的なアドバイスを聞く機会が多くあった。

こちらも技術職なのでいつも興味津々に理論を聞いていた。

だからってまったく詳しくはないが、ハサミの入れ方や髪の扱い方などで”技術力”というものについてはなんとなく差がわかるようになった。

 

それが問題だった。

 

先ほどの持論からすれば、技術はもちろんそうなんだけど「イメージを合わせること」の方が大事なのだ。

 

今はインスタとかサイトに写真を載せてるところも多いが、女性のスタイルばっかでメンズは仕上がりがわかるような情報が少ない。(メインターゲットは女性で金にならないメンズ集客しても仕方ないからだろうけども)

ホットペッパービューティーの「メンズカットの得意なお店」とかいう何の薬にもならないアイコン。

メンズカットって一口に言ってもいろいろあんだろうが。

都会のようにメンズに力入れてるところがもっと台頭してくればいいけど。

 

なので必然的に、なんらかの肩書きがある「できる感」のある人またはシンプルに「その人自身の髪型が好み」というのを頼りに漂流した。

 

職人気質という罠

そこで登場するのが「職人気質マン」である。

田舎にありながら「俺は違うぜ感」を出してくるタイプ。

僕はこの罠にはまっていた。

 

確かに人気で予約も埋まりがち。

なのでカットのスピードもはやい。

技術もある。から気付けなかった。

なんともいえない「コレジャナイ感」の正体に。

 

「さばいていた」のだ。押し寄せる客を。

だからカウンセリングもそこそこに、カルテに詳細を記載もできないのであろう。

2回目以降どんな希望だったかなんて記憶の彼方。

だから、自分のイメージ先行で切ってるんだろうなと。

 

初回は「あ、カットうまいな、持ちもいいし。仕上がりの違和感は通えば埋められるだろう」と思って通うんだけど、3回目頃くらいにはむしろ開いていくのだ。

職人気質なので自分の型みたいなのがあるんだろうけど。

感性が合って技術のある人に出会うことが出来る日はくるのだろうか。

餅は餅屋

そんな思いを抱いて過ごしたここ数年。もうこれ詳しい人に聞いた方が早いなと。職場も名古屋だし名古屋で切ろうと。

そこでこのブログを立ち上げるきっかけになったというかパクリ勝手にロールモデルにしている正真正銘のカリスマ美容師の木村直人さんになんかもう直接聞いてみた。ら。

なんと普通に教えてくれた。ありがてえ。

今は女性しか受けてないらしいのだが、いつか切ってもらいてえ。

 

改めて、すごい時代だなあ。業界のカリスマや芸能人に普通に話しかけられてしまう時代。

美容師じゃない僕が知っているのだからこの方はすごい。

業界外に知られてる鍼灸師っていますか?

そういうひとに、わたしはなりたい。

                つばさ

 

 

いざ有名店へ

名古屋は栄にあるアフロート名古屋。

www.afloat.co.jp

パルコの向かいだ。

エレベーターでフロアに上がると。

 

めっちゃ広い。

そして。

めっちゃ流行ってる。

 

この感じは、大阪心斎橋のファイバーズームにいった時以来の衝撃。

 

なにより

レセプションのお姉さんが全員美女

これが地味にすごい。

 

あと、お客にイケてる女性が多いというのもいいサロンの判断基準のひとつだと思う。

綺麗な人多かったなあ。

 

問診票もiPad。先端。

ロッカールームという空間で女性と一緒になるっていうのは不思議なソワソワ感だった。

 

邂逅

スタイリストさんがやってきた。

同世代くらいかな?と思いつつ年齢不詳な男性。オカムラサン。

岡村大介 | ヘアカタログ・髪型・ヘアスタイル|AFLOAT(アフロート)表参道・銀座・名古屋の美容室・美容院

 

丁寧な対応。美容室で普段自分から喋らないけどこっちから話しかけたくなる雰囲気だった不思議。

 

まずカウンセリング用のコーナーで話す。

「炭酸シャンプーどうですか?」という滑らかなアップセルの提案にすんなり乗る。たぶん家で使ってるやつだけど。

 

こっちもサービス業だからわかる。施術時間は共同作業なのだ。

決して差別はしないけど、丁寧で気の良い人への施術は楽しいもんで。

 

いざカット

の前にシャンプー。

内装のこまかいところ見ながら思う。

うわー〇〇〇千万くらいかかってそー。。職業病である。

炭酸シャンプーのスースー感を楽しみながらカット台へ。

 

しかし。

カット面多すぎ。

スタイリスト何人おんねん。

という感じだった。ので聞いてみた。

 

スタイリスト15人アシスタント25人くらいと。しゅ、しゅごい。

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くせ毛の僕はドライカットが好み。

 

こちらでは濡れたまま長さと量取って乾かしてしっかり形整える感じ。

一貫して丁寧。

膝の上のU字クッションが地味に落ち着く。いい。

てか雑誌もiPadで電子書籍だった。かーっ。金のかけ方。

 

仕上がりはというと、オーダーに忠実というか、ここまで再現してもらったのは…やだ。。はじめて///といった感じ。

 

なにより、カット後のセットをあそこまでしっかり丁寧にやってくれたことはなかった。

経過が楽しみ。

 

また行きたいなと思えるサロンに出会えました。

木村さんありがとうございました。

 

いろいろ偉そうに書きましたが美容師さんって拘束時間長いし給料安いしセンス必要だし服代もかかるし大変だよなあって心底思う。

 

鍼灸もだけど、もっとその努力が報われやすくなるインフラが整うといいよなあ。