珍しく今日はちょっとご機嫌ナナメ。
あまり気分のよい内容ではないのでスルー推奨。
SNSでの交流が盛んになっている現代。特に鍼灸界隈の情報はFBが一番幅広いタイプの鍼灸師が集まっており、議論が活発となっている感じ。
見なきゃいいと言えばそれまでなんだけど、どうにも「自分と考えが違う人」を叩きのめしたい人が多い気がする。
これは何もこの業界だけの話じゃなくて、Twitterとか見ててもそうなので世間的な傾向なのかもしれないけど。
何かを主張する時に
「〇〇みたいなインチキではなく、私の理論は~」みたいな論調が目立つ。
いやそれ「私の理論は~」だけでよくね?
ダサくね?
そういう方に共通するのは「業界の未来を憂いている」ということでしょうか。
・鍼灸師の質の低下
ということをしきりに訴えておられます。よくわかります。そうかもしれません。
「ゆとり教育」のせいで若者の質は下がっているのかもしれません。
じゃあ鍼灸師の質を上げられるような仕組みはなんで作られてこなかったんでしょうか。なにも手は打ってこなかったんでしょうか。
これまた「最近の若い奴は」でしょうか。
ジョブズやザッカーバーグのような才覚ある人間も「近頃はSEの質が~」とかウダウダ言ってたんでしょうか。
「じゃあそういう世界を作ればいい」
となって一個ずつ実現させていけばいいんじゃないの。
とまあ、ここまで書く前からこれは自分に対するブーメランにもなることには気づいてて。
批判する人間を批判する
っていう愚かしいことをいま僕はやっているわけ。
それを承知の上でこういうことが書きたかったのには理由がある。
ある鍼灸師の先生がした批判の投稿(厳密には名指し批判ではないんだけど)で、僕の大好きな友人が大変傷ついた。
そこまではまあ、よくあることかなと思う。
それについて言及した投稿を友人がした。人望あるその人には、たくさんの温かいコメントが集まった。一方で、同じくらいかそれ以上の相手に対する怒りや罵倒のコメントも多数並んだ。
それもそうだ。よくわかる。実際に僕もかなり憤った。直接一言物申してやろうかとも考えた。何度かメッセージを書いて、結局、消した。
皆もたぶん同じ気持ちだったんじゃないかと思う。
しかし、少し冷静になると怖さのようなものも感じた。
人は失敗するし過ちを犯す。
一側面だけで物事を断ずるようなことをする権利は誰にもない。外野ならなおさら。
いま世間をにぎわせている「あたしお母さんだから」の歌詞が物議を醸して、作詞家が謝罪するまでに至った。
それが本当に正しいことなのならさだまさしなんてずっと土下座固定が妥当じゃないの。
なんか、息苦しくないですか。
僕は、その友人の心が少しでも救われて穏やかな気持ちになってくれさえすればいいやという結論に至った。
週刊誌やワイドショーの報道然り、なんか世間のムードがちょっと道を外した人間(なかにはそうでもない人も)を徹底的に断罪する風潮ないですか。
当事者からすると「自分の事のように怒ってくれる人の存在」というのはとても心強く有難い。
だからそういうのは直接本人に伝えてあげたらいい。
そして「あなたのことが大切だよ」と、しっかり伝えよう。
と、まあここまで理想論を書いた上で再度感情論に話を戻す。
そもそもそんなこと書かなきゃよかったんだよ。
なんでわざわざ公開投稿で人のこと下げなきゃなんないのか理解に苦しむ。
余計なこと言ってむやみやたらに敵をつくる、ここがヘンだよ鍼灸業界。
承認欲求の化身のようなダンディ紳士な皆さま方。
「西野カナとかいう小娘を相手取り会いたくても震えねえよエビデンスねえだろ謝れ日本の音楽業界を汚すな」という活動をするなら全力で拡散しますのでその際はご一報ください。
会いたい⇒震える
会いたい⇒震えない
会いたくない⇒震える
会いたくない⇒震えない
の群つくって比較試験して有意差が出るか検証して、三代目Jsoul brothersのEDMをEBMに基づいて説明しようや。
ちなみにカナちゃんは三重の宝。バカにしないでいただきたい。