TsubasaShinya.Tokyo~鍼灸を身近に感じるメディア~

鍼灸師目線で世の中のことを見ていくメディアです。経営のことや組織論などのカタい話から「やってみた」「いってみた」や「美人すぎる鍼灸師」などの情報を好き勝手にお届けしていきます。

幻冬舎の敏腕編集者・箕輪厚介さんに会いに行ってきた話

手がける本の全てが爆発的にヒットしており、

いま最も世間の注目を集める編集者の箕輪厚介さん。

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【編集実績】

まだ東京で消耗してるの?イケダハヤト (2016/1/29)

新企画鈴木おさむ (2016/3/17)

空気を読んではいけない』青木真也 (2016/9/8)

日本3.0佐々木紀彦 (2017/1/25)

危険な二人』見城徹 、松浦勝人  (2017/4/11)

多動力堀江貴文 (2017/5/27)

人生の勝算前田 裕二  (2017/6/30)

40歳が社長になる日』岡島悦子 (2017/7/29)

組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム日高 裕介  (2017/8/30)

東大から刑務所へ』堀江 貴文 、井川 意高  (2017/9/23)

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』尾原 和啓 (2017/9/28)

己を、奮い立たせる言葉。』岸 勇希 (2017/10/28)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方』佐藤 航陽  (2017/11/30)

 

どれもビジネス書界隈では非常に話題になっている本ばかり。

最近では天才・落合陽一氏の『日本再興戦略』も手掛けており、やはり大ヒット。

 

幻冬舎社長の見城さんをもってして「僕以来、久しぶりに出てきた、編集者の天才だ。」と言わしめる人だ。

 

手がける本の共通点は、つくるところから読者に届けるところまでがしっかりデザインされているということ。

普通あまり日の目をみることのない「編集者」という存在が、まったく違う畑の鍼灸師である僕のところまで届いているというのも、そうしたデザインの成果なのだろう。

 

一体、従来の常識を覆し、業界関係なくその名を轟かせている男の頭の中身は、どうなっているんだろう?

 

そんな興味が止まらない折に、なんと愛知県は刈谷に講演にくるというではないか。

しかし仕事と被ってていけない...。

と思ったら箕輪さん来るという二次会に行けるという情報が。

 

そうと決まれば速攻で箕輪さんが手がけるオンラインサロン「箕輪編集室」に入会し、即イベントチケットポチり、仕事後刈谷までぶっ飛ばすことにした。

 

イベントの一週間ほど前にサロンに入会した僕は、過去記事を読み漁り、刈谷に向かう道中は過去の対談動画をBGMにして聞きながら向かった。

 

対談音声を聞いていて受けた印象は「破天荒だけど繊細」物事の本質を常に見ている感じがした。

 

CAMPFIRE家入さんとの対談、面白かったなあ。あれ聞けただけで金払ってよかったと思えた。


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着いた。

誰一人として会ったこともなければ、サロンにも入ったばかりで全く接点のない人達。

しかも一番乗り。

 

みんな講演のあとそのまま来るから、こりゃ温度差やべえなと。

どこ座ったらいいかわからず、真ん中端奥に座ったのが最大のミス。

 

大雨で屋根うっすいのでうるせえし、かつすげえ人数多いから隣の人の声しか聞き取れないような店内。

そして端。そしてこれ以上ないアウェーの地。向かいと隣に座ったのは見るからにシャイそうな理系ボーイ。挨拶するも2秒で終了。

 

さすがの新屋もお手上げである。

 

席を移ろうにも、端、真ん中というトイレにすら立てそうにないカッツカツのポジショニング。

「なぜそんな初歩的なとこに気付かなかったんだっ!」と自責。

退路もなければ修正の余地もない手を打つなんて。浮かれてたんだな。

 

そして同じテーブルの中央に、やってきた箕輪さんが着座した。その時思った。

「ああ、この会終わった。箕輪さんと会話はおろか、話してる内容を聞くこともできないわ。アーメン。」

どうしても明るい未来を描けず、途方に暮れていた新屋に光明。

 

最後にやってきた箕輪さんの両隣に誰も座ってなくて「オレ嫌われてんじゃんw」的な展開になり、幹事の方が「なかなか畏れ多いですよね!誰か座りたい方?」と尋ねる。

 

すると即座にオレの向かいの理系シャイボーイが挙手🙋

「おまえ…!」と思った。

まさかの積極性。オレとの会話は一ミリも弾まなかったのに…。笑

 

負けてられないと新屋もガラになく挙手。

しかし既にみんな着席してて、先ほど言ったようにカッツカツでトイレにすら立てない配置。10人くらいにイスずらしてもらわないと回れない、みたいな。

 

そこで新屋、強行策「テーブルの下くぐる」という恥を忍んだ捨て身の技を使い、箕輪さんの隣席を勝ち取った。

幹事の豊吉さんマジ感謝。

あやうく死人の顔をして2時間過ごすとこだった。

 

おかげで少しだけど、対談だけではわからない箕輪さんの頭の中に近付けた気がした。

やっぱクリエイティブな人はみんな共通したことを言うんだよなあ。

 

箕輪さんは魔神ブウみたいな感じで、関わる人の考え方ややり方を自分の中に取り込んで完全に自分のものにする能力があるように見受けられた。

 

だからこそ、あんな本が書けるんだなと。

人の考えだけど、全部自分の言葉だもんなー。

 

オレもああいうすげえ人ともっとたくさん友達になって面白いことできるように、自分のコンテンツ力を高めよって思った。

ファンやフォロワーとしてじゃなく。

 

いい時間になった。
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(ムリヤリ写り込んだ感)

 

箕輪編集室というサロンは、簡単に言えば金払ってでも仕事するような人達の集まり。

「箕輪厚介」というコンテンツを最大限利用し、面白いと思うことをそれぞれが勝手に力を発揮して実行していく。

 

時間や金銭以外の部分で満足感を得る場所って感じ。

面白い。そこに集まる人達もまた面白い。

 

 

不思議なこともあるもんで。ご縁ですね。