なんかハセリョー記事を書いてから、このタイトル形式が1人歩きしていて。笑
まあシンプルでわかりやすいコピーだったんだなと。
意図せずシリーズ化することに。
前田真也ってだれ?
個人的にはもはや説明の必要などないと思ってるんだけど、一応ね。
むしろ業界にいてこの人のこと知らなかったらちょっと情報取れてないっていうことを焦っていいレベル。
公開されているプロフィールがあったので引っ張ってきた。
カリスタ株式会社代表取締役。1978年生まれ、国学院久我山高校、明治大学法学部卒。
新卒でコンサルティング会社の上海支社立ち上げに参加し、現地法人にて勤務。
帰国後、サイバーエージェントで法人営業に従事。月間MVPなど実績多数。
その後、一度目の起業・廃業、PR会社勤務などを経て、
2010年自宅マンションで鍼灸サロン「CALISTA」を創業。
2011年に「CALISTA 恵比寿本店」、
2012年に「CALISTA 恵比寿駅前店」、
2015年に新美容鍼ブランド「C by CALISTA 表参道店」、
2017年に「C by CALISTA 新宿南口店」を立ち上げ。
鍼灸院口コミサイト「しんきゅうコンパス」は鍼灸特化型口コミサイトとしては国内No.1。
2017年秋、鍼灸院専用ネット予約システム「しんきゅう予約」をリリース。
はい。こんな感じの人です。
鍼灸師じゃないんすよね。サイバーエージェントとか超人集団ですよ。話していても頭すげーいいし、喋ってると即座にアイディアから実行可能なレベルの企画までがポンポン生まれる人。やばい。
ちなみにこのプロフィールのキャッチコピーのとこには
「海賊と呼ばれたい男」とあった。
そう。この前田真也という男。
頭は超切れるが、ギャグのキレはいまいちなのだ。
そこがまたいい。
今日は全然面白い話しできなかったなあ(T_T) 社内会議で喋るときはいつも爆笑の渦なんだけど
— 前田 真也 (@midnight2121) 2018年4月18日
そんな人がなんで鍼灸業界に?
そうなるよね。なるよね。
まあ突っ込んだ話は置いといて、早い話奥様が鍼灸師なんですよ。
で、東洋医学の可能性や魅力にすっかりやられちゃって、業界に入ってきたというわけ。
とりわけ「陰陽論」に非常に感銘を受けたんだとか。
今まで思っていた、抱えながらも違和感を覚えていた相反する性質や矛盾などもすべてこの「陰陽」という考えで説明がつき、頭がクリアになったという。
その時生じた
「なんでこんなにいいものが、世の中に広まってないの?」
という素朴な疑問が、彼を駆り立てた。
前田真也と新屋翼の出会い
遡ること3年。「東京にすげえ鍼灸院経営者がいる」というアホみたいな情報をキャッチした新屋。当時は業界の知り合いなど3人くらいしかいない田舎の鍼灸師。
こんなちょうどこの記事の時期。
その人が来るという東京の飲み会に、そういうの行ったことないけど参加した。
その時はもうホント名刺交換しただけのレベル。絶対認知されないだろうなという程度の絡み。
それからというもの、とりあえずの取っ掛かりである頼みの綱のしんきゅうコンパスについてことあるごとにメッセージを送りつけてはドライなやり取りを繰り返す。笑
そこで踏み出した一歩が僕の鍼灸師人生のターニングポイントだと思っている。
飲み会のあとしばらくビジネスライクなやりとりを続けていた最中。
「東京行くので直接話を聞かせてほしい」という、前田さんからしたら何のメリットもないメールを送りつける新屋。スルーされそうでも粘り腰。
とりあえず伝えられるだけの熱い想いを伝えた。ような気がする。
そしたら会ってくれた。
「会ってくださいなんておしかけてくる地方の鍼灸師、いないよ。笑」と言いながら。
そしてめっちゃいろいろ話を聞かせてくれた。
当時の僕からすれば目からウロコが落ちすぎてもはや目がウロコだったんじゃないかと錯覚するレベルで。
いろんな話をする中で、意気投合した。
「Wシンヤ」結成の瞬間である。
前田真也のすごいところ
いつもニコニコ低姿勢
これは一貫してそうなんだけど、低姿勢で物腰が柔らかいところ。
超年下の僕にもとても丁寧に接してくれた。
丁寧すぎて接近できない感があるレベルで丁寧。隙がない。笑
でも会うとすごくフレンドリーで、どんな人にもにこやかに接する。
真也は頭脳派
頭の回転がめちゃめちゃはやい。
たぶん即座に話のゴールが設計できるんだと思う。
わかりやすく、建設的で、対話の姿勢を持って話を聞いてくれるのでもうなんかこっちまで頭良くなった気分が味わえる。
鬼神のような行動力
企画から実行までのスピードがおかしい。
意思決定スピードもものすごい。
話が早いとはこのこと。「もうやっといたから」みたいな。
スピードもそうだが、実行能力もやばい。
えっ、この短期間でそのクオリティで!?的なこと多々。
タスク処理能力が尋常じゃない
こないだ1日一緒にいる中で仕事やってるところを見せてもらってたんだけど、マルチタスクが半端じゃない。たぶんインテル入ってる。クアッドコアだと思う。
処理スピード、解決力、シンプルさ
どれをとっても超一流。なんかもう見てて自分が嫌になるレベル。
阿修羅像かな?と思うほどのメール返信スピード。超読むの早い。
常時3倍速で動く。ちょっと黒いから専用機なのかもしれない。
真也は本質的
前田さんの言うことはいつも本質的。
「その先に何があるのか」
「なんでそれをやるのか」
「それが誰のためになるのか」
全方位に間違いないところを行く。正しすぎるほどに正しい。
そして絶対に妥協しないし「できない」という言葉は自分にも社員にも使わせない。
かわいい
既にみなさんおわかりだと思うが、真也クンは凄い社長なのにかわいいのだ。
甘いもの、とりわけ「こしあん」が大好きで、お酒も弱い。
無邪気にはしゃぎがち。
名古屋名物手羽先を上手に食べる方法を習得し...
大社長である。
前田真也が鍼灸業界にもたらすもの
僕は前田さんは鍼灸業界のスティーブ・ジョブズだと思っている。
この業界に革新をもたらし、その挑戦は多くの鍼灸師を巻き込んで進むだろう。
彼の存在が鍼灸業界を10年進めたんじゃないかくらいに思ってる。
正攻法で正面突破し続け、不可避の改革を進めていく。
カリスタという組織はここ数年で業界最大手になった。
カリスタのすごいところ。
しっかりとした技術と理論にこだわる総院長のカリスマCHIHIROさんを筆頭に、徹底して仕組み化されたマネジメントと育成によって粒の揃った施術者たち。中堅管理者の層も厚い。そしてただのポータルサイトの枠を超えて業界の大きなインフラになろうとしているしんきゅうコンパス。それを運営するためにインハウスでエンジニアやディレクターを抱え新たな雇用を創造し、ロールモデルともいえるような組織のスタイルを作った。
古典×IT×理念経営
こうしたものが本当にうまく融合した、唯一無二の鍼灸院。もはや鍼灸院ではなく鍼灸カンパニーか。
それを作ったのが他でもない、この前田真也という男。
華やかに活躍し続けているようにみえて、酸いも甘いも噛み分けてきている。
だからこそ人に優しく、本質を見極める目を持っているんだろうなー。
スタッフや顧客をはじめ多くの人の信頼を集め、はた目には「いや無理でしょ。」と言ってしまうような夢物語ともいえることを着実に、加速度的に実現させていく。
この人にかかれば、本当に数年で業界の常識なんてひっくり返してしまうと思う。
男に生まれたなら、そういう生き方に憧れずにはいられない。
前田さんは僕にとって指針、それこそコンパスのような存在。
違うところと言えば僕は政局の人で前田さんは政策の人って感じ。
よって、交われば最もいいんすよね。
これからも僕は前田さんが行く道を振り落とされないように追いかけながら、いつか肩を並べてプロジェクトに挑むという夢を描きながら負けじと頑張ろうと思う。
P.S.
「投稿しようかなと思ったんだけど、みんな見てるとこに書くの恥ずかしいから」
と僕の良いところ5つをTwitterのDMで送ってくる前田さん。ほら、かわいいだろうが。