はい。やっと書きます。笑
あえてつぶやきますが、
— 関東鍼灸専門学校 📪 (@kanshinko) 2018年3月14日
多くの鍼灸師さんたちが、新屋先生が今日、
どんなブログをアップするか、固唾を飲んで期待して待っていると思います。
私もその一人です。ドキドキしてきた~
ずっとカテン君をドキドキさせててすいません。
縁もゆかりもない千葉でセミナーをやることになったきっかけ
さて。そもそもの話。
今回のセミナーはこういう冗談のような流れからはじまった。
誰が見ても冗談のやりとり。の、翌日。
なんと正式な依頼のメッセージが来たのだ。しっかりとかしこまった。
さすがに高揚した。このスピード感とパワーはこの業界であまり感じる事はないし、ましてや教育現場ならなおさらだと思ってたので。
即日時まで決まった。
もうこの時点で二人のメッセ―ジの応酬の熱量は暑苦しいくらいで。笑
おかげでいいセミナーになる確信が持てた。
そしていいパートナーに出会えたと心底思った。
その後の経過はこんな感じ。
そして迎えた当日。
はじめて降り立った幕張の地。
そこには、見慣れてはいるものの初めてお会いする内原先生が待ち構えていた。
なんだろう。メル友に初めて会う、みたいな。そんなモジモジ感。おじさん二人で。笑
打ち合わせがてらランチ。
思ってた以上に良い人過ぎた。
だし、副校長先生とか組織のNo.2なのにオレこんな気軽に接していいのかっていう。笑
で、会場に。
無茶振りの犠牲者となった岡野先生にも急遽準備手伝っていただき。
いざ。
シンツバと学ぶ美容鍼セミナー
そう銘打っておきながらアレなんだけど、タイトルから見てもわかるように本筋は僕的に別のところにあって。
内原先生に告知してもらって募集スタート。
募集から2日後くらいに当初の定員の30名を突破。50名に増員してもらうも最終的に60名になった。日程が合わず行けない!という声もたくさんいただいた。
そんな経緯から「こりゃ、さすがになんか求められてるものがあるんだな」と思い、それがなんなのかをずーっと考えた。
それはたぶん「美容鍼」だけじゃないんだろうなと。
たった3時間で伝えられることなどたかが知れてるし。
僕は人に活かされてなんぼの人間だし、人を活かしたい気持ちもたぶん人より強い。
そんな僕は参加してくれる60人になにができるんだろう?
そうやって頭を捻った。捻りに捻った。捻挫。
結果として、このブログの趣旨でもある「かつての自分が知りたかったこと」「こんなのあったらいいのにな」を実践することだな、と思った。
新屋の求めていた/いるもの
自分が求めていたものはなんだろう。
学生や鍼灸師なりたての、今よりもっと悶々としていた時代にもし出会っていたら今とは違う未来があったかも?と思うことは?
「リアル」と「きっかけ」だなと思った。
思い返せば、学生当時どんな鍼灸師がいるかなんて情報の集めようがなかった。知らなかっただけだけど。
憧れの存在もいなければ、どんな思いで働いているのかも知らなかったし、当然流派や手技の種類などもさっぱりピーマンだ。
そういう情報があったら、きっと学生時代の過ごし方なんかも違ったろうな。
と。いうわけで、イマドキ鍼灸師の「リアル」と、何か考えたり動き出したくなる「きっかけ」を作れるセミナーにしようと思い至ったわけ。
講座の冒頭でも話したんだけど、このセミナーはあくまで始まりで、そこからいろいろなことがスタートしていけばいいなと。
僕が伝えられること
知識や技術なんて、僕より凄い人は履いて捨てるほどいる。
僕だから伝えられることは、たぶん考え方や向き合い方の部分だろうなと。
あとはなんか「今まだない切り口」というところ。
リアルタイムでSNSと連動していったりしたいなーという仕掛けを考えては修正して考えては修正して、当日の直前にすら修正して。笑
Twitterやインスタなどの投稿を許可するのではなく「やってくれ」とお願いしたり。
これからセミナー(^。^) pic.twitter.com/v2OJ0xDxo0
— オガサワラ サトシ (@xaxaxsato) 2018年3月12日
その場にいない人にもちょっとでも臨場感あればと。
あとはどうにか時間空間を超えて繋がれないかなーと思ってたら、来れないと言っていた適任の岡野先生がちょうど直前に奇跡的に来れるようになったっつーので「ちょっとネット中継やってよ」と軽くお願い。超無茶振り。
したら。
こんな感じで、リアルタイムに会場の様子やスライドまでもが遠隔地で見れるわけ。
みんな恥ずかしがり屋さんなのか顔出てませんが、顔見ながら相互で発言したりデータのやりとり、チャットもできるんだよね。
これなかなか画期的で、セミナーやられてる方から「これどうやってんの?うちでもやってよ!」みたいな相談も来たとか。
物理的な壁や、配信形式にすれば時間すらも超えられるというわけ。
すげえ時代になったもんで。こりゃ。
これで匿名で質問を受け付けたりもして、いろいろ挑戦的な要素を含んだ内容に。
引き続き答えていくのでいつでもご質問どうぞ。
実技も講座前半早々にやっちゃう。
「え、もう!?」みたいなザワつきもいい感じ。笑
眠くなる暇を与えない、というのもひとつのテーマでもあったので。
後半はこれはもうはじめっからやりたかったことのひとつ「座談会」を。
誰が喋るかによってまったく雰囲気が変わるんすよね。
事前に参加者のリスト見てて、やりたいけど役者があと一人ほしいな…と思っていたところに急遽岡野先生の参加のしらせ。
同世代鍼灸師3人。
銀座にある関口鍼灸治療院の院長関口賢先生
最近出版した「月曜断食」も売れに売れて絶好調な関口先生。
読んだけどたしかにいい本だったからなー。くっそー。
そして訪問はりきゅう上達ラボの岡野浩人先生
まだ出会って日は浅いんだけど、頭のキレとコーディネーション能力に長けた頼れるアニキ的存在。
柔整・鍼灸・あんまと幅広い資格知識を持っている。
そして新屋。
言わずもがなのシンツバ。
そんな同世代の毛色の違う三人で、事前アンケートでもらった学生さんからの質問に答えていくという形式。
今回これをやろうと思ったのは、著名な先生のことですらどういう人なのか、とかどういう歩みでその位置まで行ったのかというのがろくにわからないというのがあって。
ましてや、駆け出しの鍼灸師とか中堅鍼灸師の生態なんて知る由もないわけで。
かといってセミナーだと講師は立場上ドヤ顔で自分を大きく見せなきゃだからあんまり聞きたいことが聞ける環境ってないかなと。
30前後でセミナーやってるようなイケイケ講師ともなるとなおさら。
だから準備ナシ告知ナシで当日サプライズ登壇発表。笑
聞いてないよーみたいな。だって言ってないもん。
だからこそ、率直で自然体な言葉が聞ける空間になったと思う。
学生のみならず、働いてる鍼灸師の人からしても興味深いぶっちゃけ話けっこうできたんじゃないかな。
なにより、話してる僕らがとても楽しかった。(そういうLINEを後で登壇者同士でした 笑)
テーマに掲げた「双方向のコミュニケーション」も少しは形が見えたように思う。
会場も不思議な一体感に包まれていた。
参加者のアンケートから振り返るシンツバセミナー
たくさんアンケート記入いただき嬉しい限り。
この人は名前も書いてくれてて、熱意を感じた。
たしかに、ラフな感じがよかったのかなーと。ホンネ感ね。
本質を捉えて燃えてくれた方も。
まさかの経済効果も。
僕自身を褒めてくれる嬉しいメッセージも。
とのことなので、是非また呼んでくださいね?内原センセ?
(他の学校や団体の方も是非お声掛けください)
やるまでまったくどうなるのか見当もつかない手探り状態だっただけに、こういう感想もらえてとっても嬉しいです。
参加したもののまだアンケート提出いただいてない方や、ZoomやYoutubeで視聴してくれた方も、感想や意見もらえるととっても嬉しいです。いつでもお待ちしております。
Twitterから振り返るシンツバセミナー
これはMr.ハリック先生がしっかりまとめてくれてるのでこちらを参照。
いい記事書いてくれてありがたいなあ。
instagramでも。
ホントありがたい。#シンツバセミナー のトレンド入りは叶わなかったけど。笑
ご参加くださった先生によるすごーく詳細なブログも。
嬉しいなー。
あと、先日書いたこの記事に関連して
一部界隈で話題の「新屋が歩くパワースポット」なのではという疑惑の信憑性を高めるツイートも…
シンツバ先生のセミナーに参加してから神風が吹いてる!
— 走る鍼灸師 どんぐり (@donguriRUN) 2018年3月14日
予約が増えて昼飯が食えないほど忙しい!
おかげで確定申告が終わらないという嬉しい悲鳴…😅
今夜は帰れない(・´ω`・)困ッタナァ...
シンツバさんと分かれて出張治療からの帰りに新患の電話が。更にその新患さんが今日もう一人連れてくるといる。これは本当に
— 甲野功@あじさい鍼灸マッサージ治療院 (@kouno_isao) 2018年3月13日
シンツバ=パワースポット説
あるかもしれない。 pic.twitter.com/GnQIAnQbIJ
実際私も途中電話に出たのは、新患さんからの治療ご依頼連絡でした。
— オカノヒロト📪 (@interludeplayer) 2018年3月13日
パワースポットであることは間違いない。
こりゃきてるな。
みんな、会いにおいでよ。
改めて…
このセミナー最大の功労者であり立役者である、関東鍼灸専門学校の副校長 内原拓宗先生。
僕と先生の出会いとなったのはこの記事。
記事内で紹介した「クラウドファンディングを成功させた鍼灸学校の先生」というのが内原先生その人なのだ。
それを紹介したらまさかの本人が読んでくれ、それ以来このブログを見てくれてて、冒頭の流れに繋がったわけ。
昨日のセミナーを振り返ると、本当に多くの方との縁と、ご協力の上に成り立っていたことを痛感します。
— 関東鍼灸専門学校 📪 (@kanshinko) 2018年3月13日
私にとってはもはや奇跡です。
なので、今月中に伊勢神宮に参拝することを決意しました。
これがホントのお礼参り。😊
カテン君も言ってるけど、本当に様々な偶然とタイミングが奇跡のように折り重なったことであの場の空気が完成した。
僕の熱量と、参加者の熱量とが合わさって出来上がったので、本当に生き物のようなセミナーだったなあ。
二度と同じことはできない。
それこそがあのライブ感を生んだんだし、コンテンツなんじゃないかなーと。
鶏肉3キロを唐揚げにするのに2時間かかる(笑) pic.twitter.com/iFzAzeqWar
— 関東鍼灸専門学校 📪 (@kanshinko) 2018年3月11日
懇親会の為に、初デート前の乙女のようにいそいそと準備をしてくれた内原先生。
度重なる無茶ぶりに120%クオリティで応えてくれた岡野先生。
急な登壇に応じてウィットに富んだトークを見せてくれた関口先生。
そして参加者のみなさま。
みんなで作り上げたセミナーは、もはや一つの作品のようにすら思っています。
月並みだけど、本当にありがとうございました。
実はこれが初セミナーだった僕にとって、この経験は一生の宝物になりました。
またやりたいなあ。
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