我が家にはカリスマがいる。
ヨッメだ。
A型の典型のような凡夫である僕には想像もしないようなことをやる。常に。ナチュラルに。
インスタで謎の人気を博しているのがこちら
「ヨッメのにぎりめしシリーズ」
続き。ちなみに中身はチキンカツ。風情。笑「あっ!味噌つけるの忘れてた…!うーん…」という声は聞こえてきていたんだけども。#まさかの切開 #大手術 #ヨッメのにぎりめしシリーズ
この独創性である。
おとといの夜のこと。
お茶飲もうと台所に行って自分のコップにお茶いれて戻ってソファに座った。
妻「自分のだけなんやな。」
俺「ああ、向こうにコップ見当たらんだでリビングにあるんかと思って」
妻「お 茶 の ポ ッ ト の 横 に あ る け ど」
俺「うそー?ごめん、入れてくるわー(台所へ)」
妻「ハンッ!この自己中め!!(とりあえず罵倒したいだけ)」
・・・
俺「全然ないで」
妻「・・・!?そんなはずは・・・」
俺「あー、あったあった。まず目に入らんとこにあった」
妻「・・・」
俺「はいどーぞ」
妻「よくこんな性格キツい女と結婚したな。私なら絶対嫌やわ。」
俺「いまそれ自分で言う?」(結婚7年目)
妻「もしかして・・・ホントはドМなんちゃう?(心配と軽蔑の眼差し)」
俺「ドМというか・・・」
妻(食い気味に)「私なら多少顔がタイプじゃなくても性格がいい人を選・・・」
妻(驚いた顔で)「やでや・・・!」
俺「いや何『いまオレと結婚した理由に気付いた』みたいな顔しとんねん。やめとけや。」
妻「まあ、なかなか悪くないで。」(ドヤ顔)
俺「誰やねん。誰目線やねん。」
このようなエピソードが毎日絶えない。
息子もその血を色濃く引いており、エピソードが多すぎて吟味してシェアしているような状況。
マンガかけるならきっとヨッメの日常で人気コンテンツ作れそうと常々思う。
僕はドМではない。(否めないところもあるが)
ヨッメと出会った時はシンプルに見た目がタイプだった。
そしてクールな印象の中に見え隠れする狂気にも似たカリスマ性に惹かれた。(なんか注意して見てなきゃ誰も気付かないような奇行をする)
話は逸れるが「面食い」ってなんか「その人の本質を見てない」「浅はか」的な扱いを受けることが多いけど、実は無償の愛に近いものなんじゃないかと思う。誰かも言ってたけど。
「優しい人が好き」という人は付き合ってからその人の優しくない一面を見たら冷める。
しかし「顔が好き」なら多少優しくなくても大目に見れる。なにせかわいければいいのだ。
どっちが本質的な「愛」なのかと言えば、見返りを行動に求めない分面食いの方がホントの愛情に近いんじゃないか。
なんて。
毎日観察していても飽きないヨッメに、憧れと妬みのような感情を抱いているのが愛妻の秘訣かもしれない。
夫婦円満かどうかと言われると、上のやりとりで円満といえるのかどうか疑問だけど。