TsubasaShinya.Tokyo~鍼灸を身近に感じるメディア~

鍼灸師目線で世の中のことを見ていくメディアです。経営のことや組織論などのカタい話から「やってみた」「いってみた」や「美人すぎる鍼灸師」などの情報を好き勝手にお届けしていきます。

なにもしない、なにも考えない日

基本的に仕事が好きで、いわゆる仕事人間な僕。

ほっといても常に仕事のことを考えているし、休みがなくても苦にならない。

どんなことをしていても仕事につなげて考えて行動にうつしてしまう。

 

おかげでアイディアは豊富な方だと思う。

 

これってまあ一人で働いていく分にはいいんだけど、こと集団や組織となるとマイナスに働くことが多々ある。

 

 

この正月休みに一挙放送していたドラマ「逃げ恥」を今さらながら見てたいそうハマった。

星野源の気持ちわかるわーってのと、ガッキーの規格外の可愛さにゼエゼエ息を切らしながら見た。

 

恋ダンス踊れるけど逃げ恥見てないという。

そのドラマの中でこんなセリフがあった。

 

「役割を決めると、相手がそれをこなせていないと気になってしまうし、やってくれていても当たり前だと思ってしまい感謝の念が薄れる」

 

かつての僕は院長として「誰よりも頑張って仕事しなくちゃ」と思ってやっていたし、その反面でスタッフにも自分と同じモチベーションと仕事の質や量を求めていたことがあった。

役割を押し付け、頑張ってやってくれていたとしても、自分とのギャップから感謝の気持ちが足りていなかったように思う。

当然、うまくいかないし空気も悪くなる。

でも情熱込めて休み返上して働いてみんなの為にとアレコレ頑張っているわけなので、なかなかそのギャップは埋まることなく空回るという悪循環が続く。

 

そんな時に大事なのは「休むこと」なんじゃないかなと思う。

トップが休まないと当然スタッフは休むことに引け目を感じるようになるし、休み中のことも話しにくくなるのでコミュニケーションが取りにくくなる。そして何よりメリハリがなくなるので結果的に仕事効率が落ちる。

そんな風に思い至った昨年のテーマは「しっかり休むこと」で。

結果としてわかったのは、やっぱ気を使わせてたんだなーということと同時に心配もかけてたんだなということ。あとやはり団結は増した気がする。

 

全員経営者感覚を持って働ける組織は物凄く強い組織だ。でも、普通なかなかサラリーマンが経営者感覚って持てないもので。

 

じゃあどうすれば持てるかといえば、目線を合わせることかなーと。

間違えてはいけないのが、目線を上に合わせさせることではなくトップが目線を下げることだと思う。

 

同じ目線で同じように考え、感じ、歩むこと。トップにはトップの、管理職には管理職の、スタッフにはスタッフの思いや悩み、感情がある。当たり前だけど。

その時その時に置かれた状況について一緒に考えていくことができたら、自然と経営者感覚やリーダー感覚は身に付いていくんじゃないかなー、と思う。

 

その同じ目線になる為には休むこと。どうしても働きがちなリーダー。部下のためにも意識してあえてしっかり休みましょう。

 

というわけで。この年末年始はなにがあろうとダラダラしようと決めてひたすら腑抜けている。

f:id:tsubasa-shinya:20180102233335j:image

そんなダラダラを肯定すべくこんな回りくどいブログを書くに至る。笑

なんだか仕事はじめがいつになく楽しみだ。