うちがよその先生から興味を持ってもらう点として「ペーパーアイテム」もあげられる。同業の人来た時はごっそり持って帰られる。笑
鍼灸院のペーパーアイテム
意外とここが充実している鍼灸院ってあんまりない。
名刺・招待チケット
名刺は裏側に「ハリの太さの比較表」があり、一瞬何のことかわからないが意味がわかってもらえた時に案外ウケる。
話のフックに。
下のはレセプションパーティーの際に配布した招待チケット。
栄院の内装テーマが「パリのアパルトマン」だったのでフランスの航空チケット風。
1万円札と同じサイズなので財布に入るというのがポイント。
美容鍼パンフレット
これは「電気を流す美容鍼」の紹介パンフレット。あえてコースや料金については記載なし。
金額変わる時に刷りなおすのもったいないというのと、その紙に載せられる情報量はたかがしれてるので、紙だけで完結しないでウェブや別パンフレットに手を伸ばしてもらえたらという仕掛け。
料金パンフレット
こっちには院の沿革や理念、求人情報の載った料金パンフレット。
顧客の目に触れるところに求人情報を載せることには意外とメリットがある気が。
会社組織の規模感や理念を遠回しに伝えられることや、どの程度しっかりした組織なのかとか、どういう風に求職者やスタッフと向き合っているのかという情報は信頼感にもつながるのでは。
また、顧客層の子ども達に「職業としての鍼灸師という選択肢」というのを認識してもらうきっかけにもなり得る。
実際、うちに来て施術を受けて「鍼灸師になる!!」と専門学校に入学する主婦がいるくらいなので。
「将来なりたい職業ランキング」にランクインさせなくてはならない使命があるので、大事な活動だ。
セルフケアブック
これは美容鍼を受けた方に渡している説明用冊子。「セルフケアブック」といったところ。
カウンセリングで伝えた内容や、伝えきれなかった踏み込んだ内容、美容コラムや物販セルフケアグッズの紹介など。
「残しておきたくなる」紙の質感や冊子のボリュームを意識して作った。
ニュースレター
2ヶ月に一度刊行のニュースレター。(未発送の最新号)
施術中やWebだけでは伝えきれない「あたたかみ」や鍼灸を身近に感じてもらえるような有益な情報をアナログで。
プル型のコンテンツに慣れているいま、アナログでプッシュ型のメディアもまた魅力的かなと。
まあまあな作業量とコストなので今はまだ2カ月に1回が限度だけど…!
制作のはなし
全体的な話では「紙の素材・質感」にはとてもこだわっていて、サイズや形、素材感はなるべくバラバラにすることにしている。
手から伝わる情報って意外と多くて、触った時に伝わる「感じ」は印象に変わる。
内容も素材も、なるべく「やわらかく、あたたかく」感じてもらえるのが理想。
質感や色は全部同じだと楽しくないのでちょっとずつ変えつつ。
だからといって全てにこだわってたらコストかかりすぎる。
そこで、あまり信じてもらえないがデザインはだいたい僕がやっている。
デザイナーにやってもらうと1アイテムずつまあまあな金額になるので、いろんなアイテム作りたいこちらとしてはなかなか。(ホントはやってもらいたい)
とはいえフォトショなどを使いこなせるわけではないので、
新屋大好きパワポを駆使してほぼほぼ大筋のデザインやレイアウトをつくる。
それを印刷会社に投げてデータ作ってもらって印刷。(自前で印刷することも)
デザイン費を抑えることで紙にコストを回す算段。
DIYと外注のバランスでコストと仕事量をうまくコントロールしたいところ。
そろそろ内容一新したいなーなんて。