成人の日。
たぶんいろんなところでいろんな大人に上から目線で「大人とはこうあるべき」という話をされウンザリしているであろう成人のみなさんこんばんは。新屋だよ。
成人おめでとう。(お前誰だよ)
成人式の議員とかの挨拶ってだるいよね。うん。
そんなめでたいはずの日に悲しいニュースもあって。
一生に一度の晴れ舞台に、なんの非もない新成人がこんなことに巻き込まれた瞬間の気持ちを考えると言葉にならない。
僕たちも少なからず「誰かの特別な日」に携わっているわけで。自覚を持って襟を正さなきゃなと。
またそんな裏で対になるようなニュースも。
被害に遭われた方が少しでも救われるような流れになるといいな。
この時代を生き抜くために
さて、肌で感じているとおりこの時代はかつての常識が通用しなくなってきている。
逆に言えば、既存概念にとらわれる必要がないとも言える。
WebやSNSの発達から、個人がコンテンツを作り発信できるようになった。
そして、それを利用すれば仕事として成立させることもできる。
もはや「働く」ということの概念すら変わりつつある。
「学生だから」「学歴が無いから」はもはや関係ない。
アイデアや個性がお金になる時代。
是非新成人のみなさんには「今までにないもの」「今まで誰もやったことのないこと」などのハードルの高いことから「海外ではよくやっているけど日本ではまだあまりやられていないこと」や「都会ではよくやってるけど地方にはまだないこと」などにどんどんチャレンジして【自分をコンテンツ化】して欲しい。
なぜなら、そうしたチャレンジのほとんどが今は無料でできるから。
YouTubeに動画を投稿するもよし、
Instagramに写真を投稿するもよし、
Twitterでバズを狙うもよし、
ブログを書き続けるもよし。
ここで重要なのは【それで収益化を狙う】ということ。
そして【その収益を最大化する工夫をしていく】ということ。
結局金なの?
収益化を狙う、というと「結局金かよ」と思うだろうがそれが非常に重要な視点。
「無料なものを使ってお金を得る」というのは0から1を生み出す行為。
「得られるお金をなるべく大きくする」というのは1を100にする行為。
0から1を生み出すときに「お金」を意識することで本質的な人間の欲求を満たし行動を生む為にはどうしたらいいのかを具体的に考えられる。
で、結局人間が行動する時には悩みや欲求などの「感情」に訴えられた時だと理解すればお金は先に立たない。
お金が先に立つと、そもそも上記のようなコンテンツでの収益化は難しい。よっぽど専門知識があれば別だけど。
また、収益はどこからどのような仕組みで発生するのかを知っておくと、日々自分が生活する上での学びの量が尋常じゃない量になると思う。
利益の最大化という部分は「どのようにコストや労力を減らして得られる利益を大きくしていくか」と考えることだが、これってどんな仕事にも通ずる考え方で。
そしてこれがうまくできるのならば中学生や高校生でも起業できると思うし、社会に出た時にも非常に大きな武器になると思う。出る必要があるかどうかはさておき。
どちらも、イメージで伝えるのは難しいが「お金」を介していることがわかればどうしたらいいのかなんとなくわかるはずだ。自分がお金を払うシーンを想像すればいいから。
無論、この2つは簡単な事ではない。なにせお金が稼げるスキルなのだから。
僕はお金を稼ぐことは人の気持ちを理解することだと思っている。
今の日本は物やサービスに溢れている。
そんな中で「自分が欲しいもの」や「必要なもの」をお金を払って手に入れるわけだ。
人はどんな時に物やサービスにお金を払うのか。
その時どんな状況なのか。
どんな感情なのか。
それを手に入れて何に使うのか。
その先にどんな生活が待っているのか。
それを理解してはじめて、お金が稼げる。
これって悪いこと?
ではないよね。
手段として人の道を外すようなことをしたら当然悪いことになるけれど、お金を稼ぐことは決して悪い事なんかじゃない。
「学生のうちからそういうことが出来る機会がある」
ということに非常に価値を感じる。
何を売るのか
現代においては、形の無い物も十分商品になり得る。もちろん形があってもいい。
例えば何か物を作る専門技術を身に付けている(または学んでいる最中の)人などであれば、それを試験段階から市場に出すこともできる。
インスタで商品のビジュアルを見せ、
ブログでできるまでの過程やこだわり、理論などを発信し、
メルカリやバイマなどのフリマアプリを利用して流通する。
まったく売れなければ「なぜ売れないのか?」を考え、ちょっと売れたら「なぜ売れたのか?」を考える。
そして「もっと売れるにはどうしたらいいか?」を考える。
そして改善して実行する。
これで立派なスモールビジネスの完成だ。
例えば「ゲームが得意」「料理が得意」「本が好き」等の専門的な知識や理論があるならば、
ブログにノウハウや知識、レビュー記事などをどんどん書き溜めたりYouTubeに動画チャンネルを作ってもいい。好きな情報をまとめたサイトを作ってもいい。
Twitter等でそのコンテンツに興味がありそうなユーザーとコミュニケーションを取り、自分のコンテンツを見てくれる人を少しずつ増やす。もちろん簡単にはいかない。他にもいくらでもある似たようなサイトがやっていないことや違った切り口から見ていかないといけないだろう。
それがうまくいけばブログやYouTubeで広告収入を得たりアフィリエイト収入を得ることもできるし、何かイベントを企画してもいい。専門性と独自性が高ければコンサルティングできるようになるかもしれない。
また、いい文章が書けるようになると「ライター」といって記事を書くことを仕事にできることもある。
もし自分のキャラクターや発想、ビジュアルに自信がある場合は「自分」がコンテンツになる。
これは実例を挙げる方が分かりやすいと思う。
こちらのARuFaくん。1991年生まれ。2005年(実に14歳)よりブログをはじめ、くっだらない、もう非っっ常~~~にくだらないことをして記事にして投稿し続けていた。
それこそ僕は10年前くらいにブログ読んで存在を知った。
こんなクソほどくだらないブログがTVに取り上げられたりしてて。
2010年ですよ。すげー普通のコンパクトデジカメを駆使して家族に協力してもらったりして10代の若者が写真や動画を撮って記事にする。
しかもすげえ頻度で。
そんな彼のブログは高校生の時に月間120万PVとかだったそう。最終的に300万PVとかになったとか。バケモノ。
個人的にはこの記事がイチオシ。
もうね。アホである。
そんなアホなことをし続けた彼。まあ発想と行動力と面白さが尋常じゃないのですが。
そんなことをそのままやる会社に入社したのである。
「会社」というフィールドを手に入れたARuFaくんは更なる企画力とスタッフと予算を手に入れ、アホなことをしている。
スケールこそでかくなったが、やっていることのくだらなさは一ミリも変わらない。
どの記事もまったく為にはならないが、元気出る。
でもこれってすごいことで。
金はないがアイデアと表現力と時間があれば、ごく普通の中学生にでもこういうこともできるわけで。(ARuFaくんは決して普通ではない)
別にこういうふざけた路線でなくてもいいと思う。
マジメな事でもやり続けて発信し続ければそれが価値になるわけだ。
現代においてその価値を表すのに「お金」という評価基準があるので「お金を意識する」という表現をしたが、大事なのはお金ではない。
自分のやりたいことをやり、なりたい自分になり、理想を実現する。
現代において最も大事なのはこんなことのように思う。
何やってても生きていける現代。どうせなら自分のやりたいことをやろう。
そういう生き方を選ぶうえでこちらが非常に参考になるので是非。勇気でる。