今日は縁あって企業に出張施術。
某大手カード会社さんの東海支社。
応接室をお借りして施術スペースに。
会議机もちゃんとメイクすればベッドらしくなるもんだな。
依頼主の支社長さんがしっかり告知してくださって、全予約枠完売の14名。
こうして企業にこちらから出向いて施術をすると、治療院とはいろいろ違うことがあって面白い。
最も大きい違いは「ハードル」かなと。
「わざわざ自分で予約してまではいかないけど、会社で受けられるなら受けてみよっかな」という人が大半。
そういう人に施術できる機会ってなかなかない。
鍼灸に対する素直な一般感覚を知れた感じ。
そこでしっかり価値を感じてもらうには、もうひと工夫ふた工夫くらい必要だったなーと。
いやともかく勉強になった。
その支社にはスタッフが70人くらいいる中で14人が来てくれた。うち鍼を受けたことある人が2人。
これってこの会社でいえば、20%の受療率になったわけで。
例えばこれを、いろんな鍼灸師がいろんなコミュニティに対してやっていけたら受療率なんて簡単に上がるんじゃ?とか。
集団戦と、各個撃破と。
どっちも大事。
治療技術。発信力。人間的魅力。
それぞれもっと鋭く磨いていくべし、てことで。